新着情報
最後に
これまで、オーバーチュアおよび検索連動型広告サービス「スポンサードサーチ」について考察してきましたが、最後に感じたことを少し述べたいと思います。
まず、第一に思ったのはサポート面の物足りなさです。以前は、オーバーチュアは、サポート的なツールを提供していました。それは、「キーワード」に関するサポート的なツール「キーワードアドバイスツール」と「入札価格」に関するサポート的なツール「入札価格チェックツール」なるものを提供していましたが、残念ながら、どちらも2007年で提供終了しました。
「キーワードアドバイスツール」はキーワード選定の手助けとなっていましたので、提供終了は残念でありましたが、しかしながら、代わりに管理画面でこのツールに近い内部機能は備えられましたので、まだ、そちらを利用できる分よしと言えるでしょう。しかし一方、「入札価格チェックツール」は、特定のキーワードが現在どのような価格で入札されているのかがわかる大変便利なツールであっただけに、非常に残念であり、また、こちらは代わりの内部機能のようなものもありませんので、現在は他社の入札価格を知る手段はありません。
このように、もう少しサポート面でバックアップしてほしいというのが正直なところです。
次に思ったのは、アフィリエイト(提携パートナー)という面で、門戸をもっと広く開いて欲しいと思います。現在はハードルが非常に高く、個人のアフィリエイターには手が出せないと言うのが現状です。もっと門戸を広げればあらゆるコンテンツのサイト(言うならば、マニアックな部分まで)が集まり、広告主も、山頂付近だけでなく、裾野の部分まで広告を展開できるメリットがあると思いますが…。
いずれにしましても、オーバーチュアの「スポンサードサーチ」は、これまでの広告と違って低予算で始められ、結果が数字で明確に表れるため、費用対効果の分析がしやすく、的確に分析すれば確実に効果を上げることが可能ですので、ますます発展していく広告サービス分野となるでしょう。今後は、もっとオープンな、広告主にも提携パートナーにも利用しやすい広告サービスになっていくことを願って止みません。
オーバーチュア攻略
それでは、効果的にオーバーチュアを活用していくにはどうしていけばよいでしょうか。
やはり、何と言っても、「キーワードの登録」「入札価格の設定」「広告の作成」が攻略のポイントとなりそうです。要するに、この3つのポイントを的確なものにすることが、攻略の第一歩であり、そのためには、的確なデータ分析をすることが最重要であると思われます。
これは3つのポイントにおいて共通することでありますが、管理画面の「キャンペーン」、「レポート」の項目にて表示されるパフォーマンスおよびデータを分析します。
分析する基本データは、インプレッション数(広告表示数)、クリック数(広告クリック数)、コンバージョン数(成約数)などが主なものになります。これらに加え、「アカウント管理」の項目にある、「コンバージョン測定機能」、「トラッキングURL」などの機能も併せて利用していけば、より的確な分析ができるでしょう。これらから、各広告の現在のパフォーマンスを分析し、適切な広告にするべく、変更、修正、削除します。これらのことは、広告の掲載順位に深くかかわる「品質インデックス」の評価を上げることにもつながります。
また、キーワードについても、インプレッション数の高い、ひいてはコンバージョンに直結するような最適なキーワードの選定と、それに伴う最適な入札価格の設定を行うべく、変更、修正、削除をしていきます。
つまりは、これらの行動を繰り返し行っていくことによって、徐々にそれぞれがより高品質なものになっていき、最終的に最小の顧客獲得単価(広告費用)で最大のコンバージョンを獲得する事につながっていくものと思われます。
このように、これまでの広告と違って、結果が数字で明確に表れるため、費用対効果の分析がしやすく、的確に分析すれば確実に効果をあげることが可能であると言えそうです。
コンバージョン測定機能とトラッキングURL
「コンバージョン測定機能」、「トラッキングURL」とは、広告のパフォーマンス向上のためにオーバーチュアが提供しているツールであります。
オーバーチュアでいう「コンバージョン」とは、自サイトにてサイト訪問者が商品やサービスを購入するなどの目的達成を意味しますが、コンバージョン測定機能を使うと、オーバーチュアの広告からのコンバージョン数を測定できます。この機能の利用は、「管理画面」の「効果測定」から行いますが、そこからコンバージョン測定に必要なタグを入手し、それを自サイトの取引完了ページに貼り付けるといった作業が必要で、少しややこしくなっています。
このコンバージョン測定機能を使えば、アカウント、キャンペーン、広告グループ、キーワード単位でコンバージョンをトラッキング(追跡)でき、さらにアシスト数をトラッキングすることも可能です。ここでいう「アシスト」とは、間接的にコンバージョンにつながったキーワードをトラッキング(追跡)する機能のことです。また、「スポンサードサーチ」「コンテンツマッチ」別にもコンバージョンをトラッキング可能であり、コンバージョンによって発生した売上も測定できます。
また、トラッキングURLを使えば、どの登録キーワードがクリックされ、そしてその登録キーワードはどのような単語で検索されたのかがわかります。
このように、コンバージョン測定機能やトラッキングURLを使うことにより、どのキーワードが多くのコンバージョン発生につながっているのかがわかり、また、パフォーマンスの低い広告なども確認できますので、キーワードの入札価格の見直しなど予算に関する部分はもとより、より的確に、広告やサイトの改善を行うことができます。


